むか~し、むかし。
下町亀戸に、わんちゃんも入れるベジタリアンカフェがありました。
オーナーのよっちゃんは、働き者でしたが、利益が出せずに、存続するか常に悩んでいました。
ある冬のこと、クラウドファンディングという仕組みを使って
地球にも胃腸にも優しい「発酵ヴィーガン餃子」をリターンにして
お客様に支援をお願いしてみました。
たくさんの支援をいただき、その温かいメッセージに、勇気づけられ
幸せな日々が続きました。
よっちゃんは「このお金で、餃子の作成ロボットを買おう」と決意しました。
そして、その餃子作成ロボットを、わんちゃんの撮影コーナーの右側におきました。
この場所は、もともとはよっちゃんの仕事場。厨房を担当してくれた仲良しの妹(まっちゃん)と、お互いの仕事中にお話できるようにと、厨房とつなぐ細い窓も作ってある、通称「秘密基地」。
よっちゃんは「約束ですよ。わたしが餃子を作っている間、決して中をのぞかないでくさいね」と言って、秘密基地にこもってしまいました。
こうして、よっちゃんは、2日に一度、朝早く出勤し、ロールスクリーンの中で、もくもくと餃子を作り続けました。
カシャーン、カシャーンという音だけが響き・・完成すると出てきます。
作られた餃子は、餃子とフライパンの接地面が広くなるので、手で包むよりも美味しく人気になりました。
ある日のこと、とうとうチームむすびメンバーが、よっちゃんとの約束を破り、そっと隙間から中をのぞき・・・・・・・・ハッ!と、息をのみました。
そこには、いつもの元気なよっちゃんではなく、疲れ果てたよっちゃんがいたのです(笑)。
よっちゃんは言いました「私は、お客さんに助けていただいたカフェのオーナーの立場として、恩返しがしたくて、1人で頑張っていました。正体を知られたからには、もうここにいることはできません。」
「ごめんなさ、許してください!」チームむすびメンバーの叫びは、よっちゃんには届きません。
「さようなら…」
よっちゃんは、そうつぶやいたかと思うと、二階の仕事場に去っていってしまいました。
こうして、餃子の作成は、餃子革命の仕事を独り占めしていたよっちゃんから解放され、チームむすびメンバーみんなで作るようになりました。
その後、「発酵ヴィーガン餃子」が大ヒットし、カフェむすびは、末長く繁栄しましたとさ。めでたし、めでたし。
今日遊びにきてくれたわんちゃんのご紹介です。
コテツちゃんの笑顔。
初来店してくれた チャーリーちゃん。
初来店してくれた 茶太郎ちゃん。
久しぶりに会えたよ。らんまるくん。
なんとも愛おしい目つきだよ・・ チョコ太ちゃん。
久しぶりに来店してくれた ミントちゃん
久しぶりに来店してくれた れもんちゃん。
初来店してくれた おもちちゃん。
今日のクウガくん、マロンちゃん、チョコちゃん、ココちゃん。
来店ありがとうございました。
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※店内は、空気中に噴霧していると、空気感染を防げるという「次亜塩素酸水」を、専用噴霧器「ミクロフォッガー」で、噴霧してます。
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