私が何故、玄米菜食の店をやっているか?

いつもご来店&暖かい声かけありがとうございます。

今年も「JAPAN VEGAN AWARDS」 @vegan_awards の受賞者候補としてノミネートしていただきました。 この機会に、あらためて、私が何故、玄米菜食の店をやっているか?長々と書かせていただきました。

子供の頃から大の肉好きで、毎食肉がないと我慢できなかった私が!?人生って面白いなぁと思います。

重い病気になってしまった愛犬のために27年間勤めた会社をやめて妹と二人でカフェを始めたのが6年前。唐揚げが人気のお店でしたが、いろんな巡り合いの中、ベジタリアンカフェにする流れに。今までのお客さんの事を考えると決断できなくて。たくさんのベジカフェを訪問し「なぜベジに?」と質問。見事に100%の方が体を壊してベジになったという回答だったことからベジカフェにすること決意。

その後、工場畜産が地球環境に与える問題を学びお肉を食べない(または減らす)努力をしてる人が多いことを知りました。未来の子供達のために、お肉を食べない選択をした人たちに、お肉を我慢するんじゃなくて、お肉がなくても美味しい!を届けることが、がっつり肉食だった私の使命ではないかと思っています。

また、家畜が病気にならないように大量の抗菌剤が使用されている事実と、それを食べ続けることよる薬物耐性の危険性も学びました。私は、主人を突然の事故で失い母子家庭となったため、仕事最優先で、娘が熱を出すと抗生剤で早く熱を下げてくれと先生にお願する生活でした。いつしか先生に「お母さん、この子に効く抗生剤がなくなってきました」と言われて、自分のやってきたことを猛省した過去があるので、耐性菌の恐ろしさを実感しています。今の大半のお肉が薬漬けと知ってしまったら、お肉を食べ続けるのが怖くなりました。

生きていくために、利益を追求しなくてはいけない生産者の苦労は自分も事業をやっているのでよくわかるので、狭い場所で多くの家畜飼い、病気にならないように薬を使う選択をせざるをえないのも理解できます。それを買う消費者がいるからそのビジネスは増えていきます。消費者がこの現実を知った上で、お肉をたくさん食べ続ける選択をしたのなら仕方ないと思いますが、現実は、環境問題や薬物耐性の問題はあまり知られていないと思うのです。それどころかヴィーガンの人を動物愛護の過剰な精神の人とか、宗教?という人も少なくないことを肌で感じ続けてきました。
私が得た情報や話が正しいとは限らないけれど、たくさんの情報を知った上で選択して欲しくて、自分なりの発信も続けていきたいと思っています。

カフェむすび亀戸本店、新小岩店(. @royis_club_tokyo ) ともども、今後ともよろしくお願いします。

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