2009年から15年間一緒に過ごした黄色いミニクーパーとお別れの日が来ました。
2005年、黄色いミニの納車1週間前に旦那が事故で亡くなりました。何も知らないミニの担当者から納車相談の電話がかかってきた時の会話を今でも覚えています。「乗りたかっただろうなぁ」と一緒に悲しんでくれました。そのとき家にはもう一台PRADOがあり、私1人で2台は無理だと相談したところ、担当者は「お金は全部返します。僕がなんとかします。」と言ってくれました。そこで私は「今のPRADOを買い換えるときは、必ずあなたから黄色いミニを買います!」と約束しました。それから4年後、約束通りに黄色いミニを購入し、大事な家族の一員となりました。当時の契約に準じて、マニュアル車にしたものだから、納車後自宅に帰るまでに、交差点の真ん中でエンスト(これは、今でも、娘に笑い話にされます)。
これは、先代犬おはぎ。娘のバレエスクールの出待ちの写真。
バレエコンクールの決戦の帰りの写真(2011年頃)
独立してからは、ミニくんはすっかり仕入れ車になってしまい、こんなにぞんざいに扱われているミニクーパーはいないと思っていましたが、ミニに乗ってから一度も事故を起こしませんでした(何度か事故を起こした私が毎日乗っているのに)。これは「旦那バリア」があったからだと思っています。旦那は「大事に乗って、みく菜が免許を取ったらあげよう」と言っていたので、娘は今回の売却を一番悲しんでいます。
次に買う車はハスラー(軽自動車なのに、とってもかわいい)がいいと思っていましたが、マンションの駐車場が車高155cmまででハスラーは入りませんでした。他の軽自動車は気に入るものがなく、またミニを購入するのは経済的に厳しく・・。しかし、年々故障も増え、修理に大きなお金がかかり、車に詳しくない私が乗るリスクも高くなってきました。また、マニュアル車のため、スタッフが運転できず、不便を感じる場面も多く、次の車検で買い替えを検討していました。でも「旦那バリア」の車を手放すのは嫌だなぁともんもんとしたまま、忙しい日々でそのことをすっかり忘れていました。
次の車検は7月で、もうすぐだ!と気づいたその日に、マンションの駐車場のハイルーフ車庫に空きが出たということで、抽選申し込みの案内が!直感で「これ、絶対、当選するな」と思いました。そして案の定、当選通知が届きました。さらに、タイミングよく、新古車(ほぼ新車だけど中古価格のお得なもの)が見つかり、しかも、新小岩Bestiesのすぐ近くのお店でした。色も「Besties BLUE」(私が勝手に名付けた色です)で、一眼で気に入りました。新車だと納車待ちで車検に間に合わないところ、すべてがスムーズに進みました。これは旦那が「車を買い替えていいよ。またバリアをかけてあげるからね」と言ってくれている気がしました。いや、絶対そうです。
ということで、Besties BLUEのハスラーくん、これからよろしくね!ずっとマニュアル車だったので、左手が手持ちぶさたですが、安全運転を心がけます。
ミニくん、長い間本当にありがとう。(経済的に余裕ができたら、必ずまたミニクーパーを買う!宣言!)